ホーム » 社情の日常 (ページ 2)

カテゴリー別アーカイブ: 社情の日常

八王子市との共同研究・中間報告会’19

今年も八王子市との共同研究、中間報告会が行われました。そのときの様子が広報部からニュースとして配信されましたので、そちらを紹介します(手抜きですみません)

http://www.chuo-u.ac.jp/usr/news/2019/02/79494/

話題の可視化(2)

以前、「話題の可視化」というタイトルで、Twitterのトレンドワードをグラフにするという話を紹介しました。今回は、毎日たくさん現れては消えるトレンドワードそのものを図示することで、その日とくに話題に上っていたトピックは何かをひと目でわかるようにしようという試みです。

1月26日のトレンドワードマップ

この図は、2019年1月26日に収集したTwitterのトレンドワード群を、ある法則に従ってグラフ化したものです。個々のトレンドワードには「話題の可視化」で紹介したグラフが紐付けられているので、そこに出てくるワードとその出現確率で多次元空間を作ることができます。その空間においてコサイン類似度(多次元空間における類似度指標のひとつ)を計算し、一定のしきい値を超えたワード、すなわち似たような内容の話をしているもの同士を線でつないでいます。線の上に記されている数字は、コサイン類似度の値です。1.0に近いほど、両端のワードは似ている、ということになります。また、2つ以上のトレンドワードが関連するものとして判定された場合については、それぞれに色を付けて目立たせるようにしてあります。

この日は全豪オープンで大坂なおみ選手が優勝したという出来事がありました。この図でみると、中心部分の水色で示された話題がそれに関連したトピックだということが分かります。この日、いちばん大きな話題だったということも分かりますね。

1月27日のトレンドマップ

次の図は、翌日、1月27日の図です。この日は「人気グループの嵐が2020年をもって活動停止する」というスクープが話題になりました。中心部分の塊は、その話題に関連したものだということが分かります。

このように、Twitterのデータから世間の流行をひと目で分かるようにするという試み、なかなか面白いものだと思いませんか?社会情報学専攻では、こんな研究も行っています。

豊かな自治体ほど図書館が利用されている?

大学院の授業で、公開されているデータや統計資料を使って、いろいろな分析をしています。

試しに、都内23区+市町村の図書館利用(貸出密度=図書館の貸出数を自治体内人口で割ったもの)と、一人当たり税額をプロットしたら、上の図のようになりました。「一人当たりの所得が大きい自治体ほど、図書館の本がよく借りられている」という関係が見えます。

面白かったので、これを学部1年生や2年生のクラスに見せて、「なんでこんな関係になると思いますか?」と考えてもらいました。(仮説を考える練習です。)

比例・反比例関係の強さを表す「相関係数」を出してみると、一人当たり税額と貸出密度の相関係数rは0.496でした。(ちなみに分布に合わせて税額の対数をとったものと貸出密度との相関を見るとr=0.590になります。)相関係数は絶対値が1に近いほど完全な比例・反比例の関係なので、0.5前後というのは、わりと関連が強いといえる数値です。

「お金のあるところは図書館に本がたくさんある?」・・・実は蔵書数と貸出密度はやや相関がありますが(r=.375)、蔵書数と一人当たり税額はほとんど相関がありません(r=.129)。ちなみに自治体の蔵書数と関係が強いのは自治体の人口でした(r=.902)。

 「お金持ちはケチで本を買わない?」

 「お金持ちは教養がある?」

 「学歴の高い人が高所得になりがちだから?」 ・・・などなど、どれも一理ありそうです。

 個人の読書行動との関連を見てみるとさらに面白そうですね。

ゲストトーク

12月のご報告です。

1年生の授業で、ジョージア州立大学(アメリカ)の政治学教授、Sean Richeyさんに、アメリカの選挙についてゲストトークをしてもらいました。 アメリカの大統領選の仕組み、選挙区の区割りのことなど、わかりやすく説明していただきました。英語でしたが、出席者から質問も出て、よい経験になったようです。

Richey先生、ありがとうございました!

SNSは「うわさ」をどう変えたのか?

インタビュー記事です。
恩師の廣井先生の本が目立つ形で写り込む仕上がりになっていて嬉しく思っています。

「SNSは『うわさ』をどう変えたのか?」ソニーWEBマガジン「B」Chamber30 2019.1.18 

話題の可視化

2018年度後期の大学院ゼミでは「Twitterのトレンドを可視化するアプリを作成してみよう」ということになり、半年かけてなんとか面白いアプリを作ることができました。

トレンドのトピックを共起ネットワーク図で可視化

この図は、完成したアプリのスクリーンショットを並べてみたものです。トピックに関連したツイートを収集、その内容から固有名詞を抽出し、同じツイートに含まれているかどうかでその関連性(共起性)を計算、結果をネットワーク図で示しています。

大きい丸、暖色系で表されている丸で示されている単語は、よく使われている言葉です。赤い線で結ばれた2つの単語は、それぞれが同じツイートに含まれていることを表します。太い線であるほど、その頻度が多いということを表しています。

このアプリで表現された図(「共起ネットワーク図」あるいは「共起ネットワークグラフ」といいます)をみると、トピックによってツイートにいくつかのパターンがあることがわかります。もう少し調べてみると、面白い傾向が見出されるかもしれません。来年の卒業研究で、誰か、挑戦してみてくれないかなあ。

アプリは http://iiojun.xyz/twt/ でアクセスできます。興味がある人はぜひ、遊んでみてください。

第27回中央大学学術シンポジウム

第27回中央大学学術シンポジウム「地球社会の複合的諸問題への応答」が2018年
12月8日(土)に中央大学駿河台記念館で開催されました。社会情報学専攻から
は、2人の教員がそれぞれ次の報告を行いました。
安野智子「情報の読み飛ばしと世論調査の提示が情報探索と争点知識に及ぼす影
響」
宮野勝「政治家信頼・不信理由の探索」
ご来場くださったみなさま、ありがとうございました。
シンポジウムの詳細は下記をご覧ください。 第27回中央大学学術シンポジウム



1892年の中央大学

1892年の私立法律学校と講師の方々のお住まいの地図です。
中央図書館に掲示されていたものが興味深かったため、ウェブ掲載の許可をいただきました。
大体の場所は知っていましたが、地図だとわかりやすい!
この地図片手に歩いてみましょうか…

「神田区の私立法律学校と区内在住の講師 【1892(明治25)年当時)】)」

(法律学校研究会制作)

飯尾ゼミ特別講演会2018冬

講演会の様子

12月19日に飯尾ゼミの特別講演会(冬)を実施しました。前回、夏に元NTTの岡田先生をお呼びしましたが、今回たまたま別の岡田さんにご講演をお願いしました。お呼びした先生は、岡田忠さんです。バスケットボールチームの「アルボラーダ」運営に関して、ビジネスの観点だけでなく、システムの観点、技術的なポイント、社会情報学的な観点からのスポーツとメディアなどについてのお話を伺いました。

FLP松田ゼミ 夏合宿の記事です

『HAKUMON Chuo』2018年冬号にFLPゼミの鹿児島取材の記事が掲載されました。ご覧ください。

「ネガティブ」を「ポジティブ」に変える鹿児島の人々
FLP 松田ゼミ取材合宿リポート第1弾