社会情報学とは

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社会情報学という学問

● 社会情報学では、社会における情報とは何か、情報化社会とは何かについて学びます

社会情報学は、情報学に含まれる学問領域の一つです。社会情報学においては、社会に存在する様々なコミュニケーション(通信や意思疎通)や情報の保管・管理(図書やデータベース)といった情報の扱いを「社会情報」として捉え、多次元的に考察する学問です。中央大学の社会情報学専攻は、全国でも先陣を切って1990年に設立されました。


● 社会情報は、人々と情報システムに関わります

人間とその集団である社会においてコミュニケーションと情報がどのように発生し、それぞれの役割を担って流通していくのか。個人と個人とのパーソナル・コミュニケーションから、人々と新聞や放送などのマス・メディアとのマス・コミュニケーション、さらに携帯電話・スマートフォンやインターネット、さらにはビッグデータの取扱いなど、普及が進んだソーシャル・ネットワーク(SNS)から最先端の情報システムによる大規模コミュニケーションまで、そこに発生する様々な社会情報を研究対象とします。


● 携帯電話やモバイルコミュニケーション、インターネットの情報を対象にします

この情報システムには、ウェブサイト、電子商取引(eコマース)、電子自治体、電子放送、電子掲示板、検索エンジン、電子出版、電子図書館などのインターネットによる応用システムから、携帯電話・スマートフォンやデータベース・情報検索システムなどのITによって進化した情報システム、さらにはオープンデータや一般消費者が発信する情報メディア(CGM)なども含まれます。


● 社会情報の海原を巧みに航海します

携帯電話やスマートフォンを使わない毎日の生活は考えられません。検索エンジンを使った情報検索やネット・ショッピングなどは、もはや社会生活の日常行為といえます。確かに仕事と生活は便利になりましたが、一方では情報がこれまでになく氾濫しています。誰もが何時でも、何処からでもコミュニケーションと情報を発信できるからです。チャット、日記やブログ、掲示板やSNSでやりとりされる粗雑な情報から、第三者の厳しいチェックを経て出版される高度な学術情報まで、情報の品質は雑多です。どのような情報が本当に必要なものなかを判断するが難しい時代になりました。高度に成熟したIT社会では、社会情報という海原を巧みに航海していくスキルが必要になります。


● IT社会の「情報問題」を研究します

自宅のパソコンが知らない間に電子ウィルスに汚染されます。ネットワークを介した振込み詐欺や匿名の中傷などによる電子犯罪が多発しています。IT社会は、これまでの現実世界の犯罪とは異なる、電子詐欺、電子中傷、電子ウィルス、電子模倣、電子出会いなどの仮想世界の犯罪を続々と生み出し、それが混沌と複雑な情報問題となっていきます。このような問題解決について研究します。


● 社会情報学に必要なスキルを学びます

図書文献やウェブから情報を収集する情報検索のスキル。集めたデータを数理的に処理して情報化する統計分析のスキル。アンケートやインタビューを組み立て、評価する社会調査のスキル。社会情報学を学ぶことにより、これらのスキルを習得できます。


● 社会情報学を構成する基幹科目・学問・理論・技術を学びます

社会情報学では、次のような様々な学問や理論について、学びます。

  • メディア・コミュニケーション概論
  • 社会心理学
  • 社会調査法
  • モデリング・データ解析
  • データベース・情報検索
  • 図書館情報学
  • 情報処理技術
  • 情報システム論